細胞内カルシウムイオン(Ca2+)の濃度変化は、シグナル伝達や細胞機能の調節において重要な役割を果たしており、その超高速な動態を正確に捉えることは、生命科学や創薬研究において不可欠です。しかし、従来の測定法では、試薬添加と蛍光シグナル検出のタイミングにズレが生じやすく、特に高速な細胞内イベントの解析には限界がありました。
本テクニカルノートでは、SparkのInject and Read機能とFluo-4カルシウム指示薬を組み合わせることで、試薬添加と下方蛍光シグナル検出を同時に行い、細胞内Ca2+放出の超高速カイネティック測定を実現した事例を紹介しています。ウェル単位で複数の測定条件を設定できる柔軟性や、最小10ミリ秒間隔での高解像度データ取得により、これまで捉えきれなかった細胞内イベントの詳細な解析が可能となります。
このような方にお勧め
- 細胞内シグナル伝達やイオン動態の超高速イベントを解析したい方
- リアルタイムでの高精度な蛍光測定やカイネティック解析を行いたい方
- 柔軟な測定条件設定や自動化による効率的なワークフローを求めている方
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