米国ニューヨーク州イタカに拠点を置く分子診断装置メーカーRheonix Inc.社 は、ユニークなマイクロ流体アッセイ技術であるCAR(chemistry and reagent device)を開発しました。CARD カートリッジシステムでは、単一の使い捨てデバイスを用いて、FFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)サンプルを含む様々な生物サンプルの遺伝子診断および免疫学的診断テストの完全な自動化が可能です。各CARD では、流体の流れを制御するために特許を取得したラミネーション(層膜)技術を用いており、そこには、広範囲のアッセイを行うために必要なポンプ、バルブ、マイクロチャンネル、リザーバー、試薬と反応チャンバーが搭載されています。
この記事ではRhenonix Inc社がどのようにテカンのCavro Air Displacement Pipettor(ADP ピペットモジュール)を自社のEncompassMDx™ 分子診断学ワークステーションへ組み込み、CARD遺伝子診断技術に活用後、サンプル処理および分析処理を含む完全な自動化を実現させたのか記載されています。
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