
テカンでは、臨床検査(がん診断、感染症診断等)、科学分析、ロボティックサージェリーなどの分野においてOEM製品をパートナー企業にお届けするビジネスを展開しております。
画期的なラボラトリー向け装置を設計・開発するのは大規模な事業であり、何年にもわたって広範なリソースと人材を費やすことになります。装置メーカーにとって、製品のより早い市場投入を目指すのは当然ではあるものの、制限のある社内リソースやコスト、自社の不得手部分の改良に費やす時間、などの課題を考えた場合、機器の開発・製造の外注は有力な選択肢の一つとなります。テカンは、お客様の正確なニーズを把握するところから始め、スムーズな開発プロジェクトへと導きます。
診断とラボラトリーソリューションの世界的リーダーであるSysmex 社は、フローサイトメトリー(FCM)用の自動サンプル前処理システムの開発において、テカンと協業することで、開発能力を強化し、ビジネスの成長を促進しました。
本報では、検体前処理装置 PS-10の開発の背景や、テカンとの協業、また今後の成長のビジョンについてもお話していただいています。