
マイクロプレートを用いたセルベースアッセイは、今やライフサイエンス分野の研究において必須の分析工程です。研究の分野に関わらず、細胞カウントおよび純度測定は、必要なステップとなります。その中でも、細胞の生死を特定する手法の一つにトリパンブルー色素排除試験法があります。死細胞または細胞膜が損傷した細胞のみが青色に染色され、生細胞、健常細胞と区別ができます。
テカンのSparkでは、セルカウンターを搭載していて、この特許出願中のシステムと合わせて、簡便なディスポーザブルCell Chip™を用いることで、ラベルフリーの細胞カウントおよびトリパンブルー系生存率測定等の実施をします。さらにデフォルト設定の高信頼性細胞カウント・生存率測定アプリケーションであるSparkControl™ソフトウェアをクリックするだけで、細胞の生死の同定が、マニュアルカウントとは比較にならないほど高速で簡単に実施可能となります。
このテクニカルノートでは、Sparkマルチ検出モードマイクロプレートリーダー、細胞撮像モジュール、SparkControlソフトウェア、専用Cell Counting and Cell Viability Applicationの機能および特長について書いてあります。
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