3D細胞培養は 2D細胞培養に比べて時間とコストがかかるため、1回の実験で収集される情報量を増やす多重アッセイを実行する方がメリットがあります。 このアプリケーションノートでは、乳房線維芽細胞とT細胞を使用した2つの異なる共培養システムの実験について説明しています。
本研究では初めに薬剤感受性への影響を評価するために、線維芽細胞を乳がん細胞と共培養しました。 その後、T細胞存在下での乳がん細胞の生存率に対するプログラム細胞死タンパク質 1 (PD-1) 薬物治療の効果を評価しました。 細胞生存率は、ヨウ化プロピジウムベースのアッセイおよび CellTiter-Glo発光分析 (Promega社) を用いて、マルチモード リーダーSpark Cytoにより結果を評価しています。
このような方にお勧め
- 腫瘍免疫学の研究を行っている方
- 免疫学を応用した個別化医療の研究開発を行っている方
- 3D細胞培養を用いたアッセイ法を確立したい方
※本文は英語です。